2024/3/29
意外な単語も! オックスフォード英語大辞典に追加された23の日本語とは?
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「TEMPURA(天ぷら)」「KAWAII(カワイイ)」など、日本語のまま海外でも通じる言葉がいくつかあります。近年、円安の影響もあって、海外から日本を訪れる旅行者が増えていることもあり、そんな日本語が増えているようで、世界で最も権威ある英語辞典と言われるオックスフォード英語大辞典に、新たに23の日本語が追加されました。どんな単語が加えられたのでしょうか?
今回追加された日本語の半分以上は、食べ物や料理に関するもの。例えば、「ONIGIRI(おにぎり)」や「DONBURI(丼)」「KATSU(カツ)」「OKONOMIYAKI(お好み焼き)」など。また、日本発祥の包丁で、肉・野菜・魚の3つの用途に使えることを意味する「SANTOKU(三徳)」も追加されました。日本の包丁は質が高いと言われているため、日本の包丁を購入したい海外の方が多いのかもしれません。
食べ物以外の言葉で追加されたのは、「OMOTENASHI(おもてなし)」。東京五輪招致の際、一躍脚光を浴びた言葉ですが、日本を訪れて日本の「おもてなし」を実際に体験している海外の方がきっと多いのではないでしょうか?
その他には、割れたり欠けたりした食器を漆で修復する日本の伝統的な技術「KINTSUGI(金継ぎ)」、キャラクターが現実とは異なる世界に降り立つ「ISEKAI(異世界)」も追加されました。
すでに世界中で市民権を得ている「SUSHI(寿司)」「SUKIYAKI(すき焼き)」「ZEN(禅)」「SUMO(相撲)」などのように、多くの日本語がますます広く世界中で使われるようになっていくのかもしれません。
【主な参考記事】
Yahoo! news. The Oxford English Dictionary’s latest update adds 23 Japanese words. March 27 2024
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